凄いことってあるものですね  

2~3年くらい前から 「さぼはうす(旧)」 のサイトを作っていたソフトが入っていたPCの絶不調と、

そのソフトの後継バージョンが出なかったことと、新しいPCにそのソフトが乗せられなかったことで

ホームページの更新がままならなくなっていました。

その間に サイトの更新が出来ない不足感と同調するように、サボテンに対する情熱も薄れ・・・

サボテンに関しては 「閉じこもり」 状態になってました。


ですが人生って不思議なもので、実生もせず、サイトの更新もせず(できず)、サボテンの管理も適当で、

サボテンに関しては ほんっと、ぼけ~~~っとして過ごしていたまさにその時期に、

私にとっては とんでもなく光栄で、とんでもなく思いがけない出来事が舞い込んできていたのです。


ver2を作ったことでまた更新が出来るようになったので、あの時の事を書いてみようと思います。




ほとんどまともに更新しなくなっていた2011年に、関東の某老舗サボテンクラブの方からオファーが届きました。

メールチェックもあまりしてなかった頃だったので、とても失礼なことに

メールに気が付くのもかなり遅かったように記憶しています。


メールの内容は 会誌に「さぼはうす(旧)」の松露玉とツルビニの実生画像を使いたい旨と、

松露玉の実生に関して寄稿してもらいたいといったお申し出でした。


画像については 許可をとっていただき、画像の出所さえ記載していただけるのであれば

使っていただくのはとてもありがたいことですし、何の問題もありません。

ですが、文章に関しては 自分で言うのもなんですが、とてもそんな格式高い会誌に載せていただくような

賢い文章は書けません・・・。


無いんですもん・・  恐ろしいほどに文章力が無いんですもん・・・。


しかもその時に一緒に寄稿することになっていると知らされた方のお名前を伺うと・・・

なおのこと 「とんでもございません!!!!!!」の思いでした。




ですが、そのメールをくださった方は メールから とても紳士的で思いやりのあるお人柄が感じられたことと、

「さぼはうすをご覧になってるってことは、私の文章力のレベルの低さはご存じのはず」と思ったのとで、

「賢い文章が書けなくても許していただけるかな~」って気持ちになり、結果的に承諾させていただくことにしました。




書かせていただいたのは、松露玉の「通常実生」と「石実生」についてでした。


学術的な事はさっぱりなので、自分の感じた事を書いて、あとは これまで親切に色々な事を教えてくださった

諸先輩方への感謝の思いと、サボテン実生を頑張っているけどうまくいかないサボテン新人さん方への

私なりのエールのつもりで書きました。




結果的には 松露玉とツルビニの実生画像と、実生についての記事が3号にわたり載りました。

そして送られてきた完成版の会誌を拝見して・・・ 嬉しい反面、やっぱ、私の文章はあの会誌に

載っちゃいけなかったな~・・・ と痛感しました。


でも前向きに考えると、考え方によっては あんな稚拙な文章しか書けなくても、

感性だけでやっていて学術的な事はさっぱりでも、

がんばってたら こんな凄い事がサボテン人生には起こる事もあるんだよ~~!って、

私と同じような人の励みにはなれたかもしれないですよね。

まさに 「一人の恥はみんなの希望」 です! (゚ー゚☆キラッ




とはいえ、その光栄な出来事の後もサボテン熱が回復することなく 最近までいたっていて、

サボテン仲間さんに誘っていただいて久しぶりに 狂仙会や京都の会に参加して、

それがきっかけで 「よっしゃ!また頑張ろう」 って気持ちが復活し、サイト更新の手立てを考えるようになり、

松露玉の実生で また新しい事を思いついて、ただいま計画中です。


やっぱり仲間は大切だな~って思いました。 それも、「ずっと頑張ってる仲間」は素晴らしいです。

でなかったらきっと私、まだ「閉じこもり継続中」だったでしょうね~。



サイト更新復活できたとはいえ どのくらい更新していけるかわかりませんが、

細々とでもまた情報提供できるようになればと思っています♪




2014/10/13

 
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